【完全保存版】Excelショートカットキー一覧30選!まず覚えるべきおすすめキーを厳選

ちょっとした操作の積み重ねが、意外なほど大きな時短になることをご存じでしょうか。
日々の業務でExcelを利用されている方は多いのではないでしょうか。
実は、システムの導入やAIによる自動化だけが業務効率化の手段ではありません。
毎日のパソコン操作をわずか1秒短縮することも、積み重ねれば大きな時短に繋がる、立派な業務効率化です。
Excelのショートカットキーを使いこなせば、1日5分の時短も十分に実現可能です。
例えば、社員20人の会社であれば、年間で400時間もの削減、コストにして100万円もの効果が期待できます。
まさに「塵も積もれば山となる」です。
本記事では、筆者が普段から活用している厳選おすすめのExcelショートカットキーを30個ご紹介します。
本記事は主にWindows版Excelのショートカットを紹介しています。Macをお使いの方は、
「Ctrl」→「command ⌘」、「Alt」→「option」などに読み替えてください。
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Excelショートカットキー活用の重要性



「効率化は小さな工夫から」――そんな視点で日々の業務を見直してみませんか。
なぜショートカットキーは業務効率化に繋がるのか?
ショートカットキーの活用は、業務の効率化に直結します。
マウスで行っていた操作をキーボードだけで完結させることで、一つひとつの作業スピードが向上するためです。
日々の繰り返し行われる操作ほどその効果は大きく、毎日のわずかな時間短縮が、月間、年間で見ると大きな差を生み出します。
このような小さな改善の積み重ねこそが、全体の生産性を高める鍵となります。
時短がもたらす具体的なコスト削減効果
ショートカットキーによる時短効果は、具体的なコスト削減にも繋がります。
仮に社員20人の企業で、各自が1日5分の時短を実現できたとします。
すると、会社全体では月間2,000分、年間では24,000分、時間に換算すると400時間もの労働時間を削減できる計算になります。
これを時間単価2,500円で換算すると、年間で100万円ものコストカットに相当するのです。
- ショートカットの活用は業務の効率化に直結
- 小さな時短が月単位・年単位で大きな差になる
- 生産性向上には日々の改善の積み重ねが重要
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【ファイル操作編】覚えておくべきExcelショートカットキー



ファイル操作のショートカットは、まず最初に覚えておきたい時短テクニックです。
ファイル操作はExcel作業の基本です。
まず覚えておきたい基本的なショートカットキーを解説します。
[F12]:名前を付けてファイルを保存する
[F12]キーを押すことで、現在開いているファイルを新しい名前を付けて保存することができます。
元のファイルを残したまま、別バージョンとして保存したい場合に便利です。
[Ctrl]+[S]:ファイルを上書き保存する
作業の区切りで[Ctrl]キーと[S]キーを同時に押すことで、こまめに上書き保存する習慣をつけましょう。
不測の事態によるデータ消失のリスクを減らすことができます。
[Ctrl]+[Z]:一つ前の操作を取り消す
誤ってデータを削除してしまったり、意図しない書式変更をしてしまったりした場合に役立ちます。
[Ctrl]キーと[Z]キーを押すことで、直前の状態に簡単に戻すことが可能です。
[Ctrl]+[Y]:取り消した操作をやり直す
[Ctrl]+[Z]で操作を取り消しすぎた場合に、その取り消しをキャンセルして元の操作を再度実行します。
例えば、取り消した文字入力を復活させることができます。
[Ctrl]+[W]:ファイルを閉じる
作業が終了したファイルを閉じる際に使用します。
マウスで右上の「×」ボタンをクリックするよりも素早くファイルを閉じられます。
[Ctrl]+[N]:新しいブックを立ち上げる
現在のファイルを開いたまま、新しい作業用の空白のブックを素早く立ち上げたい時に便利です。
[Ctrl]+[O]:既存のファイルを開く
既存のExcelファイルを開きたい場合に使用します。
ダイアログボックスが表示され、目的のファイルを選択できます。
- ファイルの保存や開閉に便利なキーを紹介
- 不測のデータ消失を防ぐためにも必須
- 作業の基本となる操作を効率化できる
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【セル操作編】よく使うExcelショートカットキー



セル編集のコツを知ることで、入力作業が一気にラクになります。
データ入力や編集で頻繁に利用する、覚えるべきセル操作のショートカットキーです。
以下に具体的な使用例を交えて解説します。
[F2]:セルを編集状態にする
セルを選択した状態で[F2]キーを押すと、そのセルが編集状態になります。
マウスでダブルクリックする手間が省け、スムーズに文字の追記や修正ができます。
[Alt]→[M]→[U]→[S]:SUM関数を自動で挿入する
合計を計算したい範囲の下のセルを選択し、[Alt]、[M]、[U]、[S]の順にキーを押すと、自動でSUM関数が挿入され、合計金額などを算出できます。
[Alt]→[M]→[U]→[A]:AVERAGE関数を自動で挿入する
[Alt]、[M]、[U]、[A]の順にキーを押すことで、指定した範囲の平均値を算出するAVERAGE関数を簡単に入力できます。
[Alt]→[M]→[U]→[C]:COUNT関数を自動で挿入する
[Alt]、[M]、[U]、[C]の順にキーを押すと、数値データが入力されているセルの個数を数えるCOUNT関数が挿入されます。
購入回数などのカウントに便利です。
[Ctrl]+[;]:本日の日付を入力する
[Ctrl]キーを押しながら「;(セミコロン)」キーを押すだけで、作業している当日の日付を簡単に入力できます。
[Ctrl]+[:]:現在時刻を入力する
[Ctrl]キーと「:(コロン)」キーの組み合わせで、現在の時刻を素早く入力することが可能です。
[Alt]+[Enter]:セル内で改行する
セルを編集状態([F2]キー)にしてから[Alt]キーと[Enter]キーを押すと、一つのセル内で文章を改行できます。
[Ctrl]+[H]:特定の文字列を置換する
シート内の特定の単語を別の単語に一括で置き換えたい場合に使います。
例えば、「みかん」をすべて「梨」に変換するといった作業を瞬時に完了できます。
- データ入力・編集で役立つショートカットを解説
- 作業の手間を大幅に削減
- 関数の自動挿入や日付・時刻入力も時短に
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【シート操作編】知っていると便利なExcelショートカットキー



シートを使いこなすと、複数作業の切り替えもスムーズです。
複数のシートを扱う作業で効率を上げる、よく使う操作のショートカットキーです。
[Alt]→[I]→[W]:新しいシートを追加する
[Alt]、[I]、[W]の順にキーを押すことで、作業中のブックに新しいワークシートを素早く追加できます。
[Alt]→[H]→[O]→[R]:シート名を編集する
シート名を変更したいときに、[Alt]、[H]、[O]、[R]の順にキーを押すと、シート名が編集状態になり、すぐに入力を開始できます。
[Ctrl]+[PgUp]/[PgDn]:左右のシートへ移動する
[Ctrl]キーを押しながら[Page Down]キーで右隣のシートへ、[Page Up]キーで左隣のシートへ移動できます。
シート間の移動が格段にスムーズになります。
[Alt]→[E]→[L]:シートを削除する
不要になったシートを選択し、[Alt]、[E]、[L]の順にキーを押すことで、確認メッセージの後にシートを削除できます。
[Alt]→[W]→[V]→[G]:枠線の表示・非表示を切り替える
[Alt]、[W]、[V]、[G]の順にキーを押すことで、Excelのセルの枠線を非表示にしたり、再度表示させたりすることができます。
資料の見栄えを整える際に役立ちます。
- シートの追加・削除・移動を素早く行える
- 複数シートの操作が効率化
- 資料の整備や管理にも有効
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【書式変更編】見やすい資料を作るExcelショートカットキー



見た目を整えることで、資料の説得力もアップします。
文字の装飾や行列の操作など、資料の見た目を整える際に役立つショートカットキーです。
[Ctrl]+[B]:文字を太字にする
選択した範囲の文字を太字にします。
再度同じ操作を行うと、太字を解除できます。
見出しや強調したい部分に使いましょう。
[Ctrl]+[U]:文字に下線を引く
選択範囲の文字に下線を引きます。
これも再度同じ操作で解除が可能です。
[Ctrl]+[I]:文字を斜体にする
選択範囲の文字を斜体にします。
デザインのアクセントとして利用できます。
[Alt]→[I]→[R]:行を挿入する
[Alt]、[I]、[R]の順にキーを押すと、選択している行の上に新しい行を挿入できます。
[Ctrl]+[-]:行を削除する
[Ctrl]キーと「-(ハイフン)」を押すことで、選択中の行を削除します。
[Alt]→[I]→[C]:列を挿入する
[Alt]、[I]、[C]の順にキーを押すことで、選択した列の左側に新しい列を挿入します。
[Ctrl]+[-]:列を削除する
[Ctrl]キーと「-(ハイフン)」を押すと、選択中の列を削除できます。
[Alt]→[H]→[F]→[G]:フォントサイズを大きくする
選択範囲の文字のフォントサイズを一段階大きくします。
キーを連続して押すことで、さらに大きくすることも可能です。
[Alt]→[H]→[F]→[K]:フォントサイズを小さくする
選択範囲の文字のフォントサイズを一段階小さくするショートカットキーです。
- 文字装飾や行列操作がすぐできる
- 見やすい資料作成に役立つ
- フォントサイズや強調表示も簡単
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Q&A
- Excelのショートカットキーはすべてのバージョンで同じですか?
-
本記事で紹介しているショートカットキーは、基本的に主要なExcelバージョンで共通して利用できますが、環境によっては一部異なる場合があります。
- ショートカットを覚えるコツはありますか?
-
まずはよく使う操作から一つずつ実際に手を動かしながら覚えていくのがおすすめです。
- ショートカットキーを使っても作業効率が上がった実感がないのですが…
-
日々の積み重ねで効果が現れます。まずは「1日5分」の時短を目標にしてみましょう。
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Excelショートカットキー30選のまとめ
本記事では、ファイル操作からセルの編集、書式設定まで、筆者が厳選した30個のExcelショートカットキーをショートカットキー まとめとしてご紹介しました。
今日ご紹介したものをマスターするだけでも、1日5分の時短は簡単に実現できるはずです。
ぜひこれらのショートカットキーを日々の業務に取り入れ、作業効率の向上を実感してみてください。
興味のある方はぜひお問い合わせフォームからご連絡ください👇